たけちゃん

ザ・ハリケーンのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)
4.5
正義、それが私の望みだ!


ノーマン・ジュイソン監督 1999年製作
主演デンゼル・ワシントン


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」

みなさん、ルービン・カーターという黒人ボクサーをご存知でしょうか?

僕も実は知らなくて、公開当時に、この映画を観て知ったんですよね。こんな方がいたなんて……。アメリカの闇を見るようでしたが、こうして映画となって知ることが出来たんですから、良かったです!


実は、今日はそのカーターの誕生日でした。亡くなったのも、4月のこと。どっちの日でレビューしようかと迷いました……。
でも、ちょっと4月は忙しかったので、命日には無理でした。なので、連休最終日にレビューしようと思ってました。「ゴムの日」を先に紹介しましたので、夜遅くなりましたが、もう1本、今日はこの映画をレビューします( •̀ω•́ )و✧←チカラハイリスギ



ルービン・ハリケーン・カーターは、1937年5月6日にニュージャージー州パターソンで生まれ、2014年4月20日に亡くなりました。

冤罪事件で20年間投獄(通称、ルービン・カーター事件)され、人生を棒に振り、出所後は他の冤罪事件のために尽力した方です。

実話とは思えないほど、ドラマチック(あまり良くはないが……)で、かつ切なく辛い人生で、公開時に劇場で立ち上がれないほど感動したことを覚えています!


主演のルービン・カーターを演じたデンゼル・ワシントンが本当に素晴らしくて、前半のボクサー時代もしっかりと体を作って演じていましたし、後半の収監された時代も本人そっくりです。



実話に基づく話ですが、ルービンを解放するために尽力するメンバーは映画の創作です。
でも、いいんです。映画なんだから。
ラストのレズラとルービンの名前を聖書を通して繋げるシーンは泣けました。
映画的演出なんだけど、素晴らしいな。
これをきっかけに、ルービン・カーターという人物を知り、冤罪事件や黒人差別に思いを馳せ、少しでも正義を行おうとする人が出れば、何も言うことはありません。

「憎しみにより投獄され、愛により釈放される」
最後のルービンのセリフが胸に染みました( •̀ω•́ )و✧



さて、この映画で使われる曲が、また、素晴らしいんです。ということで、恒例、音ネタ💩ウンチクン\(^o^)/

まずはボブ・ディランが歌う主題歌「ハリケーン」。
この曲、実は映画のために作られたものではなく、カーターが自伝を発表した時、それを読んで強く影響されたボブ・ディランが、自ら事件を調べた後に作品化したものです。
なので、発表は1975年で、アルバム「欲望」にも収録されています。ボブ・ディラン自らが、70年代に発表した自分の曲の第2位に選ぶほどの名曲。


これ、すっばらしい曲で、映画を観たあと、僕もすぐに買いましたよね( ¯−¯ )フッ
ビートルズは好きなんだけど、実はディランってあんまり聴いてこなくて、やっぱり素晴らしいなぁと思い直したものです( ˘ ˘ )ウンウン
まぁ、ディランはベスト盤レベルの知識ですが……。

サントラ盤は現在手に入りにくいですが、エタ・ジェームズやジル・スコット、エンディングに流れるクラーク・アンダーソンの「So Amazing」など、とても良い曲がそろってます。
チャンスがあれば、そちらも探して、ぜひ、聴いてみてください(。・ω・。)ゞビシッ!!