なち

イエスマン “YES”は人生のパスワードのなちのレビュー・感想・評価

4.3
遥か昔に3行くらいレビューしてたんですが、見返したら適当すぎたんで上げ直し。



仕事でもプライベートでも
なんでも“No”と断るカール(ジム・キャリー)。

ある日カールはとある友人と再会し
「お前もYesマンになれ!俺はなったぞ!」とセミナーを勧められる。
もちろん最初は断るカール。
だがいざそのセミナーに行ってみると、主催者にYesマンをゴリ押しされ「次Noと言った時は災難が起こるぞ」とまで言われ半ば強制的にYesマンを実行することに。

NoマンからYesマンになったカール
出会いや昇進話、様々なことが変わっていくが、その“Yes”は本心なのか?セミナーで言われたからやってるだけなのか?
カールの人生はどう変化するのか。

みたいな話だったと思う(記憶)



私もどちらかといえばYesマンなんですよ。まあ昔からそうではないけど。

Noという度に何か知らないものに触れる機会が失われてると思ったとき、いつだったかな?中3とか高1くらい?に(あまり断るのは良くないんだな)と気づいた。
たしかにNoマンであることは楽ではある。人の誘いは断れば断るだけ自分の自由な時間が確保できるから。
でも自分の興味がないことや知らないことに一切触れることなく死ぬのはなんかもったいないなと思った。
人生短いんだから悩んだりしてる暇ないし、とりあえずなんでもやってみればいいかと思うようになったなぁ。
今ではそれが当たり前の感覚までこれたので、意識って変えようと思わないと変わらないんだなーと今になって思います。

あ、ノリで入籍してみたらええやん!はまだできません。

私が風俗で働いたきっかけもそれ。
よくある駅でスカウトに声かけられたパターンだけど、まあ知らんしやってみるか!やってみて無理ならそれもそれで経験!くらいの気持ちで始めたので、まあ特に後悔もない。
良くも悪くもだが得るものとしてはとても多くて、総評すると良い経験だったと思う。
かつてデリで玄関開けた時ネズミ2匹くらいいて
な「ペット飼ってる?笑」
客「飼ってない!なんか住み着いてるのはいるかも!」
のときはちょっとだけ帰りたいと思ったけど!ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ

カールはかつての自分を見ているようで謎の親近感もあり、ストーリーも結果とても良い話にまとまっているので、ジム・キャリー作品の中ではトゥルーマン・ショーの次に好きです。
字幕も良いし、山ちゃんの吹替もどちらも◎

私にとっては良い意味で一種の自己啓発感あるので、たまに見返したくなる。
なち

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