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テルマエ・ロマエのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)
3.3
『VIVA!
  ♨ ビバノン(´▽`;A)』

実家から10分位の距離に、新潟の温泉地の中でもわりと有名な温泉地があります。その近さもあって、親の思いつき的なノリで夕食と入浴だけ温泉へ行くという事が子供の頃多々ありました。なので子供の頃のボクにとって、温泉は特別なものというより、銭湯みたいな感覚でした。

国内でどこかへ行くというと、まずディズニーか温泉か。温泉でなくてもスーパー銭湯も大人気。家でも浴槽には湯を張る。それ位、温泉文化·入浴文化は日本に根付いている文化。温泉がキライな人ってあんまり聞いたことない。なので、その温泉と入浴に目をつけた原作のヒットは自然な流れだったのかもしれませんね(‘∀‘ )

そして、映画化。原作ありの漫画が映画化される場合、大抵キャスト発表時にブーイングが起きます。でも、この映画化に関しては、阿部寛の名が発表された時「その手があったか!」と、もう目から鱗でした(*・д・)もうこの時点でヒット確定じゃんと!

原作は本屋さんで見掛け、さらに1話目のサンプル読んだら面白かったので即買いでした。その原作の序盤、1話毎にいろんなとこに行っちゃうのを、阿部寛の特性をしっかり活かして映画にしてくれてて大満足。演技の種類としてはトリックの上田とあんまし変わらない気もしますが、それでいいんだ!その阿部ちゃんが観たいんだもん(≧∇≦)b

“のだめ”の監督さんなので、外人さんが吹き替えだったり、前半おふざけ➡後半まじめなとこは似通ってながら、その演出はこのテルマエにもハマってます♪あと、映画だけのオリジナルキャラも浮いてないし、そのオリジナルキャラパートが原作とうまい具合にミクスチャーされていく展開はお見事でした!

ただし、前半が原作を活かしまくった上に飛ばしまくりなので、後半は物語としての失速とまではいかないものの、趣が変わりすぎたように感じてしまうかも。そこからの、しっかり物語を描こうとする流れにのれないと、後半はやや退屈に感じてしまうかもしれません。

とはいえ、阿部ちゃんの全く手抜き無しなオーバーリアクションは、ある意味原作越え!「外人のヘルパーさん」と勘違いされての“おじい”とのやり取りと、「クセになりそうだ」なウォシュレットのくだりは最高に笑えます(((*≧艸≦)そして、おじいのシャンプー中の白目は必見ですよ( ิ- ิ )

先週末は、会社の集まりで温泉で飲み会🍻18時から宴が始まり、結局3時過ぎまで呑んでました(((^_^;)でもきっちり6時に起きて、酒の抜けてない体で温泉にチャポン♨その気持ちよさたるや…(;A´▽`A

ハァ~、温泉最高!
やっぱ日本人ですわぁ、ボクヽ(*´∀`)ノ
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