阿部寛をはじめ、日本屈指の濃い顔の面々がローマ人を演じた として話題を集めた作品。
まず、古代ローマと日本をお風呂で結びつけるという発想がおもしろい。原作者もスゴいこと思いつくなぁ。主人公のルシウスがローマ人としての誇りを持ち、ローマのためを思って、あくまで真面目な姿勢なのがなんともおもしろい。一つ一つのカルチャーショックへのリアクションもちょっと大袈裟くらいのいい塩梅で声出して笑うシーンも多々ありました。
日本人の自分でも知らない温泉の文化も知ることができるし、ほんのちょびっとだけ古代ローマのお勉強にもなります(笑)。
同監督の｢翔んで埼玉｣もそうですが、このような真面目にふざける作風は好みなので楽しめました。
日本のおじいちゃん軍団に竹内力がいますが、彼は平たい顔族に入るのか？(笑)
