GaPTooth

11人いる!のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

11人いる!(1986年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

萩尾望都先生の「11人いる!」のアニメ映画。
「11人いる!」
「続・11人いる!東の地平 西の永遠」
「スペース ストリート(全7話)」
を収録した小学館文庫を片手にめくりながら鑑賞。

望都先生のSF代表作が...。
エピソードの類い(伝導ヅタやデル赤ハン病、ガンガの負傷と感染、アクシデントがありながら45日間耐えたこと)は、ほぼ原作に沿っているが、望都先生の世界観かというとやはり違う。

大切な台詞のタイミングや各キャストの個性や言動も原作とは違っている。

望都先生の漫画はもっとシリアスですよ。
本作は[アニメなんで、コメディに寄せて、ストーリーも分りやすくまとめましたよ]という感じになっていて親切っちゃあ親切。

ラスト、11人の"その後情報"も、サバ系アリトスカ・レのマヤ王バセスカ以外は、全然違う。
あれじゃあ「続・11人いる!」にはつながらないし「続11人いる!」のラストとも違う。アニメ・オリジナル?

タダトスレーン(通称タダ)の声優が、神谷明さんだったので、☆0→☆1.0。
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