夏目漱石の長編小説「こゝろ」をほぼ忠実に映画化した作品映画🎬
私は今までこういった名作と言われていた小説をきちんと読むことがあまりなかったのですが…。
この映画を観て、面白すぎて睡眠時間が少なくなって困るぐらい(笑)
ハマりこんでしまいました!!
夏目漱石ばかりでなく、他の文豪の作品も深くて面白いんだろな〜!
とは言っても、夏目漱石の「こゝろ」は、戦後、すべての国語の教科書に載っていた作品(らしい)ですし、「日本で一番売れている本」なんですってね!!
こんな私でも、「あ、なんとなく知っている!」とは思っていたけど、人間の心理って本当に面白いって思っちゃいました!
『かつてはその人の膝の前に跪いたという記憶が、今後はその人の頭の上に足を載せさせようとするのです。』
(夏目漱石、こゝろより)
禁欲的な理想主義者の「K」がお嬢さんに恋をする。
先生は、その「K」の心変わりにショックを受け、嫉妬し、親友「K」をおとしめてしまう。
その結果、「K」は自殺に追い込まれ、先生は罪悪感を抱いたまま生きていくことになる。
先生とお嬢さんは結婚しても恋愛関係はプラトニックなまま。
他人も自分も信じられなくなり、先生も自死に追い込まれる…。
明治時代あたりの文豪の作品って、
読みにくくてとっつきにくい印象がありますが…。
映画から入って小説を読めば、難解な言葉も理解できそうですよね!!