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ゲド戦記のmのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
4.3
確かに難しい。でも原作読んでみたくなった。
誰もが誰かに生かされてきた。例え虐待を受けた過去があったとしても。終わりはあるけれど、自分で感じたもの、学んだことを次に大切に繋げていく。誰かがそれに共感してくれる時がくるはずだ。それがアレンの涙だっただろう。
そして人間が魔法のように力を使って棲む世界の均衡を侵してはいけない。魔法というチートを使わずに自分たちが享受しているものがどうやって作られているか、その大切さをもっと知ろうとするべきだ。金を持って自分で作らずに搾取、横流しして世界を知って他人を説く人間は×××。あの薬をもらったおばちゃん二人がそうだったように。

21/031
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