MikiSato

ゲド戦記のMikiSatoのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
2.0
本当におもしろくないかどうか確かめたい、と思いつつ、しばらく見ることが出来ずにいたもの。ようやく。

伝えたいメッセージ的なものが、いくつもあって、そのどれもが中途半端に終わったイメージ。

ジブリの作品の中で伝えたいメッセージというのは、明確に提示されるというよりは、暗示してあるから読み取ってね、個人の解釈でね、というものが多いと思っていて、ふんわりとしているように見えて、でもしっかりと伝わってくるという、絶妙なバランスが、ジブリがジブリたるゆえんと言うか、そこが私がジブリを何度も見てしまう理由のひとつであるのだけれども、ゲド戦記はそのバランスがいまいちだったという印象。
(私の理解度の問題かもしれないが)

原作は読んでなくてあらすじを少しだけ読んだだけだけれど、これは原作と言っていいのか、同じタイトルを使っていいのか、疑問に思った。
登場人物の名前や背景は同じだったり似ているところがあったりするけれど、そういった要素だけをつまみ出して、都合のいいところにはめていった、という印象。

きっと、原作はものすごく良い物語なんだろうな、と思った。
ので、読んでみようと思う。

ゲド戦記(Earthsea)というファンタジー小説の存在を教えてくれたという点と、テルーの唄が良かったという点で、2。