パナメタル

ゲド戦記のパナメタルのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
3.2
ハイタカ顔面から階段落ちてったから心配しちゃった
人前だから痛そうにしてなかったけど内心泣きそうだったはず

絶望的な気持ちで劇場を出たけど
熟成させて振り返ってみたらそこまで悪くなかった気がしてきたぞ

ばら撒いた伏線がひたすら回収されないのは
もしかして現実世界のどうにもならなさを表現したかったのでは!?という気持ちになってきた

龍はシンプルにデザインカッコいいし
赤ちゃんレベルに言語を失う魔女には愛しさすら感じる

そういえば手嶌葵は結構昔から好きだった
ライブでどう見ても苦手なMCしてる姿は見てて元気もらえる
会社の二次面接でも好きな音楽は手嶌葵だと答えたな

テルーの唄とか明日への手紙も良いけど個人的にはHandsome Blueとかちょっと攻めてるやつも好きなのでオススメしたい

これもしかして面白かったのかな
いや面白くはなかった
説明セリフと退屈な歩きカットの重ね方は苦痛だった
死生観のテーマも各々の生き様に乗っかり損ねてスベった感はある

でも悪くはなかったのかな
ゴチャゴチャ考えたくなる良さはあった
いやでも良くはなかったな
見て良かったとまでは思っていないな