レアリテ男爵

白夜行のレアリテ男爵のネタバレレビュー・内容・結末

白夜行(2010年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

韓国版を観たばかりで、邦画版も是非観たいと思い鑑賞。
脚本の構成は、韓国版よりもはるかに好感が持てた。肝心の主役2人を子供時代から丁寧に観せてくれたことで、僕は成長後を演じる堀北真希ちゃんや高良健吾くんが登場する前に、いい感じのタメが出来た‼︎

一連の不快極まりない性犯罪というか、幼児虐待から、すさんだ街でのダラシのない大人どうしの乱れた性活と、そこらへんも豪華な俳優もいたりしての、なかなかのつくりこみで、ビックリした!

、、、中盤までは、韓国版に比べて邦画が圧倒的にリードか⁈ という感じだったんだが、急降下しちゃったんだなぁ〜。。。

いくつかあるいかがわしい現場や裸のシーン必至の悲惨な光景がマストな事件の数々、雪穂がまんまと手に入れた御曹司とのカラダの絡み、亮司が色々あって同棲した女薬剤師との肌の触れ合い、さらには指示して犯させた御曹司の妹がレイプされ傷ついてるとこに雪穂が素っ裸で慰めるシーンなどなど、韓国版程とまではいわないけど、あまりに隠し隠しで、、リアル感すらも薄れちまいました。(-。-;

そして、半分笑っちゃう位だったけど、なんといっても、今作の『白夜行』は、どこまで船越英一郎ワンマンショーなんじゃ〜くらいに、クセが強い、台詞が多すぎ、表情も人間味あり過ぎで、、、なんですか!最後の屋上のシーンの言葉達は!!😅

、、、最近、プレバトの俳句のコーナーで、よくある夏井先生の指摘が、そこは読み手の解釈、味わいとして、とっといて、感じさせるべきモノだから、あえてその言葉は句の中には入れない方がよいのです!それが粋というもの、俳句の深みなのです!と。

、、、それでいくと、ラストの船越英一郎さんの言葉の沢山は、ハッキリいって、ビックリする位興醒めでした。。。え、もしかして原作がそぉなんだろか⁈、、、まぁ、俳優が悪いんじゃないけどね。(•ᵕᴗᵕ•)ふ