クラゲ

白夜行のクラゲのレビュー・感想・評価

白夜行(2010年製作の映画)
3.7
重くて哀しい話だった。けど、観応えはあったなー。

堀北真希の悪女役ハマってた。

レイプを駆使する女って、、、エグい。

でも、それは自分もされたからこそ、その痛みや絶望を知っている。

そして、その心に入り込む術も知っている。怖っ。

高良健吾の子供役の子が自分の好きな子を犯す父親を、父親から貰った鋏で刺して、好きな子を逃す。

んで、泣き叫びながら、走り出して、川で両手に付いた父親の血を洗う。

、、、悲しすぎて、切なすぎて、泣いた。

子供はいつだって被害者だ。って思った。

“悪い大人”を作ったのは、大人なんだよ。

ある意味、しっぺ返しを受けてるんだ。

でも、必ずしもその要因の元に返されるワケじゃないのが、世の理不尽さ。

たまに入る、ピアノのBGMが、また切ない。

船越さんの熱さもまた良かった。

そして、高良健吾はやっぱ美しいね。儚くてキレイだ。
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