『エクソシスト』のお母さんがイキイキと生きるお話☆
1974年マーティン・スコセッシ監督作品。
人生山あり谷ありだけど、笑って怒って泣いて歌って精一杯生きて行こう♪
と、晴れやかな笑顔になれる良作でした!
ニューメキシコ州ソコーロ。
35歳のアリス(エレン・バースティン)は、夫が事故死した為、11歳の息子トミーを連れて故郷モンテレーへ帰ることに。
しかし、お金がない。
そこで道中、歌手やウェートレスとして働きながら、必死にトミーを育てる。
出会う人々と友達になったり恋をしたり喧嘩をしたり…
様々な体験をした彼女が、息子の為、自分の為に出した答えとは?
OPの赤!
恐ろしいくらいの赤!
なんて美しい景色なのだろう!!
目の眩む様な赤い世界で、幼いアリスが歌っている…
ここで一気に作品に引き込まれました☆
そして大人になったアリスは、生意気でユニークな息子と2人で生きて行く。
あまりに生意気過ぎてちょっとイラつくけど(笑)
アリスに惚れる相手にハーヴェイ・カイテル、クリス・クリストファーソン。
ハーヴェイがクソ野郎なのですが、最初はその片鱗が微塵も伺えないのが怖かった。
後半のダイナーシーンは、ずっと眺めていたくなる、むしろそこにいたくなる楽しさ♪
ウェートレスのフローが、滅茶苦茶口が悪くて素敵な姉御!
おどおどしてる駄目ウェートレスも、最後はなんかほっこりしちゃう~
息子の友達には、大人びた中性的な娘オードリー。
まさかのこれがジョディ・フォスター!
上手い!格好良い!!
ローラ・ダーンは見つけられませんでした(笑)
分かった人いたら凄い( ´∀`)
劇的な変化があるわけではないけれど、じんわりと人生が変わって行く様を楽しめます☆
アリスの歌もゆっくりと心に沁みてくる良作!