“Psycho”の題名に惹かれて鑑賞してみた。
う〜ん、これは個人的に微妙だったかな。ヒッチコック監督の『Psycho』のほうが断然面白い。
主人公パトリックは、エリートビジネスマン。体を鍛えることに余念がなく、スキンケアも決して怠らない。そんな彼は、抑えきれない殺人欲求を抱えていた。
まず、パトリックがサイコパスということに変わりはないのだが、他作品の有名なサイコパスの人物と比べると印象が薄く、面白味にかけると思った。逆に、こんなふうに殺すかという感じで笑えそうになる部分はあったが…(笑)
しかしながら、ラストは少し捻りがきいていたように思う。社会派な要素を描いている点は良かった。それでも、他作品の二番煎じ感は否めない。
やはり強烈なインパクトを残す人物を作り上げることは難しいのだと本作を観て考えさせられた。俳優さんの演技力はもちろんのこと、演出、脚本などなど、全てが何一つ欠けてはならないのだと痛感した。唯一、オープニングや”静”を感じるシーンの撮り方は好きだった。
暇つぶし程度には、丁度いい作品かもしれないです。(失礼)
余談だが、2作品連続で作品名に”American“が続いてしまったことに気付きました🤣
