Bm

アメリカン・サイコのBmのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウォール街で働くエリートのパトリック・ベイトマンは同僚と名刺のデザインなどを比べ合い一喜一憂するばかりの日々を送る。しかし彼は実は殺人鬼だった…。
サイコホラーかと思っていたが社会風刺の作品。
全裸でチェーンソー振り回したりセックスを撮影しながら自分の筋肉に見惚れたりとシュールな場面が楽しい。
ラストでは自分の犯した殺人を誰かに見つけてもらいたいと思うものの、
人脈が広くてみんな同じオシャレをしているため顔と名前が一致しないという意識高い系あるある、人死にを隠したい大家、殺したのは居なくなっても誰も気に留めないホームレスや娼婦という要因から、結局彼の殺人は発見されない。
舞台は80年代のニューヨークだが、現代にも通じる無関心を扱った作品。
Bm

Bm