アメリカン・サイコの作品情報・感想・評価

「アメリカン・サイコ」に投稿された感想・評価

踊る猫

踊る猫の感想・評価

4.3
二度目の鑑賞になる。原作が重厚だった(悪く言えばしつこかった)のをかなりコンパクトに纏めたという感じで、初見の時はそのコンパクトさが物足りなくて「愚作」と決めつけていたのだけれど、なかなかどうして悪くないじゃないか。クリスチャン・ベールの演技が実に見事であること(あの肉体美!)、映画にしか出来ないスペクタクルな場面の演出も……いやこれは陳腐と言えば陳腐なんだけれど「計算された陳腐さ」の枠の中に収まっているので逆に作品を味わい深いものに仕上げていると思う。流石に小説のエンディングの絶望感まで生み出すことは不可能だったかな、とも思うのはないものねだりなのか。あとやっぱり欲を言えば(もちろんウィレム・デフォーの胡散臭い佇まいも良いんだけれど)全体的に地味であって、もう少しデーハーでも良かったかな、という。まあこれもないものねだりなのだろう。思わぬ拾い物、といった経験。
BOURBON

BOURBONの感想・評価

2.5
なかなか面白い。
主人公のパトリックがサイコパスだと思いきや社会全体がサイコという感じですかね。
人間って怖い

このレビューはネタバレを含みます

人の狂気は恐ろしい。

ナルシストで、良心がなく、しかし表面上は魅力的な男性。
最近サイコパスって言葉が乱用されてますが、これが本物かと。

しかしただのサイコパス映画ではないのが本作。

パトリックは一度は自身の狂気に呑み込まれて連続殺人を犯すも、
最終的には罪の意識に苛まれ、
自ら弁護士に自白をします。
しかし、病気だったのはパトリックだけではなく社会全体だった。
異常といえるほどの“無関心”が蔓延する社会は、彼に罪を償わせる機会すら与えない。
むしろ殺人などなかったかのように思えるほど。
面倒な事に巻き込まれたくないから、真実には目を瞑り闇に葬る。
そんな社会への風刺がブラックジョークとともに描かれています。

くだらないと思えるシーンにも伏線が隠されており、真相にたどり着く道しるべとなります。
そのまま観るとパトリックの独白は妄想なんじゃないか、
殺された同僚や女性たちなどいなかったのではないか、
やっぱパトリックが頭おかしかっただけじゃんと思わせられるかもしれません。
終盤に秘書が見つける手帳にはパトリックの頭の中ともとれるイラストが描かれていますし、
そっちにミスリードされるようにも作られていますからね。
しかし、誰もがろくに顔も名前も覚えてないとか、
探偵も警察も真面目に捜査をしているように思えない描写とか、
自白をされているのに全く取り合わない弁護士とか、
そういう要素を踏まえるとまた違った見方となります。

コメディタッチながらも、
心から笑えない、
苦笑しっぱなしの映画でした。
しー

しーの感想・評価

3.1
何故か観てしまった。
観た人によって見解がわかれそうな映画。
身近にいたら、怖いし、やはり人は見た目だけではほとんど何もわからないんよなぁ。
男性の見栄を張るところもよくわからない…
たろ

たろの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

無関心がテーマだと見終わってから知ったんだけどもなるほどそういうことかと納得。
サイコスリラーのジャンルに当たると思うがスリラー要素は薄い、どちらかというとコメディに近い気がする。
全裸チェーンソーのシーンは爆笑。
殺人は実際に行われていたかどうかだけど、あれは確実に現実の話だろうと思う。あれだけ派手にやっていて何故捕まらないのか謎だけど。無関心で済まされられないだろ…
名刺カードバトルも男の見栄がくっっっだらなくて笑えた。
最後の方で主人公が殺人の告白をするシーンは迫真だったな~
主人公の病的なまでの妄想癖。
これは現実かはたまた虚構か。
manamijuju

manamijujuの感想・評価

3.0
イカれやろう
アカネ

アカネの感想・評価

3.7
解説読んで理解
他人に無関心って怖いな、、
ホラーサスペンスというよりコメディに近い感じ。クリスチャンベイル怖い!アメリカがアメリカを見つめる映画。アレは妄想じゃないでしょ。妄想だとまったく意味が違う話になってしまう。
oooo

ooooの感想・評価

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まあここまで極端じゃないけど、心の中が全部見えるわけじゃないから、自分が思っているより周りからは受け入れられていたりするってのはあるあるですね(笑) ナルシストっぷりは見事すぎて可笑しかった。
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