アメリカン・サイコの作品情報・感想・評価

「アメリカン・サイコ」に投稿された感想・評価

すき

すきの感想・評価

3.2
アメリカン続きで鑑賞。なんか観れば観るほど、あれ?このシーン知ってるぞ?の連続で耐え切れなくてあらすじを調べてしまった。そしたらなんと観たことあったのだ!何故わたしはこの映画を観たこと自体忘れてたのだろうか、、、本当にごめんけど印象に残ってないということは、、、ということでこの評価。あらすじを読んで思い出したのが、結構意味不明な終わり方をしたこと。ようわからんかった。まあ、内容を忘れてたものだから、いつか観返してああこんな感じだったわ〜と思い出したいです。あらら、いつ観たのかしら。

このレビューはネタバレを含みます

サイコ殺人鬼のチャンベーがひたすらに殺戮の限りを尽くす単純娯楽ジェノサイド映画だと思ったらそこが本質ではなくてビックリした。システム化され価値観も個性も均衡された現代社会で、アイデンティティが崩壊した男がプライドを捨てそれを受け入れるという哲学的な寓話。もちろんそこに至るまでの流れが「サイコ殺人鬼による殺戮」なのでトチ狂った絵面も楽しめる。

本作のチャンべー演じるパトリック・ベイトマンは超絶エリート。大企業の個室で日々クロスワードをして暇を潰してるだけでも大金が転がりこんでくるようないけ好かない勝ち組。いわゆるヤッピーだ。上流階級のステータスなんてのは最早やりとげた仕事の大きさなんかではなくて、予約困難な高級レストランで食事をするであったり、色んな女とヤることだったり、名刺の豪華さを競うことだったりでおよそ常人には理解が出来ない。というか仕事自体をやっていない。傍から見たら同じにしか見えない名刺の出来を比べ合う「名刺バトル」の馬鹿らしさは現代社会の空虚さの象徴だ。

当然チャンベーも空虚さの塊である。肉体を鍛え上げ、音楽の趣味にもこだわり、色んな女ともヤる。しかし根底にあるのは多大な自己顕示欲であり、結局「勝ち組であること」が何より好きなだけである。なので音楽のうんちくも評論家の言葉を一言一句そのまま覚えて垂れ流してるだけのように聞こえるし、女とヤッてる時も恍惚とするのは鏡に映る鍛え上げた自分の肉体を見ている時だけだ。「自分(そとづら)」が大好きなのに肝心の「自分(なかみ)」がない。そんな中で彼が本当に「自分」を満たしている趣味こそが「殺人」だ。

その殺人が吹っ切れまくってるのが楽しい。嫉妬の末に同僚を殺していたときは、まだ隠蔽工作などもしていた筈なのに後半の娼婦殺しになると血まみれの全裸でチェーンソー持って追い掛け回すんだから笑うしかない。
クライマックスの大殺戮シーンなんかは、もうあらゆる制約から解放された大暴れっぷりで、ストレスが限界まで溜まった時にするGTA妄想じみている……と思ったら今までの殺戮全てがチャンベーの壮大な妄想だったというオチがつく。どういうこっちゃ。

このオチは割と何通りもの解釈のあるオチで、同僚殺しに関しては本当に殺っているとか、中には権力のある親父の力で全て揉み消されているだけで本当に殺戮自体は起こっていたという解釈まで見つけたが、個人的にはやっぱり劇中全ての殺戮が妄想というオチのように思う。
同僚がどこかに消えたという噂話を聞いたチャンベーが始めた殺戮妄想。均衡化された中で「殺人」という絶対の優位性を見せることで、自分のアイデンティティを保っていたが、それが妄想だと気付いた時点で彼は均衡したその他大勢へと戻ってしまったのだろう。作中で皆が皆、名前も顔も一致させず覚えていないのがその証。最後の最後に「その他大勢」とやっと自覚したチャンベーは果たして幸せなのかどうなのか……
このいい具合に突き放されたラストとその前のハイテンション殺戮ショーの落差が堪らない。つくづく血まみれなのに不思議なふわふわとした味わいのある映画だ。

オススメ!!


原作にも続編の噂があるけど、映画の方には監督も脚本も別の続編があるらしい。気になったので調べてみたのですが何々…

「殺人鬼パトリック・ベイトマンの惨劇から数年。殺戮から唯一生き残った少女レイチェルはFBI心理捜査官を目指し名門大学へ入学するが、ライバルたちを排除するため凶行へと及んでいく……」

続編の監督は本当に本作を観たのか!?
ヤマダ

ヤマダの感想・評価

3.0
懐かしい。
ぶっちゃけクリスチャン・ベイルは人格者や正義の味方よりもワルの時の方が好きです。
ハ

ハの感想・評価

-
謎すぎるけど嫌いじゃない
かめこ

かめこの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

名刺の出来とか、良いレストランとか、良いスーツでマウントを取るっていう皮肉?が面白かった。

最終的にあれ?これどうなったの?っていうのが多すぎて、謎すぎる。すべて妄想?

小説が元みたいだから、読んでみる。少しは理解できるだろうか...。

クリスチャンベールが、レインコート着て踊ってたのは可愛かった。チェーンソー持って、マンションの廊下走って追いかけるのも、ちゃんと靴履いて来てて笑っちゃった。向こうでは当たり前?じゃないよね。どこまでも潔癖なんだなと思った。
m

mの感想・評価

3.0
記録
eden

edenの感想・評価

4.0
So cool
イカれた連続殺人鬼😈

内容は、ど〜であれ

イカれた連続殺人鬼👹

正に、サイコパス野郎👻

🗣嫌いじゃない映画でした〜🤔

このレビューはネタバレを含みます

サイコシーンよりも、名刺ジャンケンや全員が副社長という肩書き、ブランドもののスーツジャンケン、真っ白の仕事のスケジュール帳に一流レストランを予約できるかが人生の喜びというエリートバカの皮肉描写が面白かった。
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