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ソウ4のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ソウ4(2007年製作の映画)
3.0
病院の解剖室。ゲームの仕掛け手であったジグソウ(トビン・ベル)の遺体の胃袋の中から、ロウで固められたカセット・テープが発見される。ホフマン刑事(コスタス・マンディラー)がテープを再生すると、ゲームはまだ終わっていないというジグソウのメッセージだった。ホフマンとリグス指揮官(リリク・ベント)率いるSWATは、ケリー刑事の遺体を発見する。FBIからストラム捜査官(スコット・パターソン)とペレーズ捜査官(アスィナ・カーカニス)も到着し、現場の様子からジグソウには協力者がいると考え、ジグソウの元妻・ジル(ベッツィ・ラッセル)を尋問する。リグスが自宅で休んでいると、玄関で物音がする。リグスは何者かに襲われ、気がつくと自宅のバスルームに横たわっていた。ドアを蹴破ると、部屋のテレビモニタに映像が映る。画面の中の奇妙な人形が、リグスにゲームの開始を告げる。映像が切り替わると、失踪していたエリック刑事が何かに吊るされ、先ほどまで一緒にいたホフマンが何かに座らされているのが見える。壁のデジタル時計が90分をカウント・ダウンし始める。リグスがリビングに進むと、フードをかぶせられた人が椅子に縛りつけられている。その後ろの壁には、少女売春を斡旋しているブレンダ、3度無罪になった連続レイプ犯アイヴァン、娘を虐待しているレックスとその妻モーガン、そしてジルの写真。リグスが椅子に座っている人物のフードを取ると、奇怪な装置をセットされたブレンダだった。
前作でジグソウとアマンダが死に、これで終わるかと思われた「ソウ」シリーズだが、柳の下にどじょうがいる限りさらい続けるのがハリウッドのルール、まだまだ続くのであった。
正直、ジグソウの回想シーンと交錯しながら描かれる新たなデスゲームは、正直退屈。レイプ野郎が自業自得で処刑されるのは痛快だが、ルールが分かりにくいのが致命的。正直前作で終わった方が良かったと思える続編。エンディングに流れるXJAPANの曲は、良かった。
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