ちゃ

仮面の男のちゃのレビュー・感想・評価

仮面の男(1998年製作の映画)
4.3
一人二役を演じたディカプリオが凄かった。
表情と声色だけでルイとフィリップの違いも分かるし、ディカプリオのあの幼さとあどけなさが、逆にフィリップの大人しさと優しさを引き出している気がした。

最後のシーン、三銃士とダルタニアンの固い絆がいい結果を生んだのが最高だった。
5人で一致団結となって立ち向かう姿にグッときた。最後は培ってきた絆がモノを言うんだろうな。三銃士たちに憧れを抱く兵隊たちが、目を逸らして銃を撃つ姿に、彼らに敬意を表しているのがとても伝わってきてよかった。

最後の最後で王妃はフィリップのこと呼ぶかな〜って思ってたけど、呼ばなくてちょっと残念ってなっちゃった。
仮面舞踏会でも、あえて呼ぶか期待しちゃってた。

ラストの締めくくりも最高で、中世に憧れはなかったけど、とてもかっこいい世界だと思った。
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