ショウコ

顔のショウコのレビュー・感想・評価

(2000年製作の映画)
4.0
「他人の目に晒されると、見られる事を意識するから表情が引き締まる」って聞いた事がありますがそういう意味のタイトルなのでしょう。アンタもまだ遅くないんだよ!と背中を叩いてくれてる様な映画でとても面白かった💮モチーフは福田和子だそうな

阪神淡路大震災に乗じて逃げおおせた殺人犯のロードムービーで、引きこもっていた女が逃亡生活をしている内に明るく変わっていき恋もする。こんな事態になってしまう前に一歩を踏み出せていたら…と哀しくならずにいられないんですが、クスリとしちゃう独特のユーモアが観やすくしてくれてます(その分リアリズムは失われる)

セリフの言葉選びがどれを取っても非常に自然、演技も素晴らしかった。でもシャッターの中から助けを求めたのは何故だ?

震災の頃の記憶を辿りながら観てましたけど、何だか私が薄っすら覚えてる95年よりも時代が昔に思えた。足踏みミシンが登場するしヤクザは居るし人間はあたたかいし…こんなだったっけ🤔

駅から出た瞬間に画面が白飛びしちゃったり会話は基本ワンカットで間がゆったりしてたり、2000年公開ですが朴訥な雰囲気がいかにも古い邦画って感じ。音楽良かったなぁ