競売にかけられた一軒の家を舞台に、人生を狂わされた人々の顛末が描かれた2004年度アカデミー賞ノミネート作品。
自宅を国に差し押さえられ、追い出されてしまったキャシー。
何とか家を取り戻そうと弁護…
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いやぁ競売ものは面白いですな。もー誰にも感情移入できない(苦笑)💧
見ていて一番腹が立ったのは元大佐(キングズレー)、かわいそうなのは主人公(コネリー)だった。元大佐は家族を守ろうとしてたというより…
家を失う事が生きる力を奪われたと言っても過言ではないぐらい。
キャシーの立場で憤りながら見てた。
この対立はベラーニ氏の欲深さからと思ってたけど、移民であり家族を守ってくことを第一に考えた彼にも、見…
このレビューはネタバレを含みます
何と言うか・・・凄く凄く後味の悪い作品でした。
一番ムカついたのが、バカ警官レスター。殴ってやりたい。
「どんだけ惚けてもうてんねんっ!」
キャシーにもイライラ。文句言いに行く元気あるなら、働けよ…
私が後味悪い映画を好きなってしまったのは、間違いなくこの映画に惹かれたせいだからだと思う。
家を巡る譲れない事情を抱えた人たちの人生模様は、
歳を重ねるごとに、自分の社会的立ち位置が変わるごとに、…
だいぶ前に観て、ただ「観返そう」ってずっと思ってた作品。
どうして観返そうって思ってたのかわかんないくらい、切ない。
誰かが悪いわけじゃないのに、みんな、おちていってしまう。
みんな幸せを望んでるの…