片腕マシンボーイ

こわい童謡 表の章の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

こわい童謡 表の章(2007年製作の映画)
2.4
シャバシャバ!
怖い童謡というくらいやから、童謡の裏にある恐ろしい真実を解き明かしていく系の作品かと思いきや…

童謡を歌う合唱部のメンバーが次々とおっちんでいくよ!って話

もう、童謡歌うんやめたらええやん…
もうちょいスタンダードな合唱曲とか、今時のポップな曲とか合唱したほうが安全やし、そもそも大会でのウケも良い思うわ

そもそもと言えばよ、何で童謡やったんやろか?怖い歌謡曲でも、怖い演歌でも、怖いハードテクノでも全然問題ないんやないやろか?
合唱部がゴリゴリの激しいテクノミュージックに合わせて合唱していたら、突如あらわれたTheProdigyのキースとマキシムが暴れまわり女子高生達を血の海に沈めていく、って話の方がおもろい思うわ
別にMarilyn Mansonでも、Rob Zombieでも、デーモン閣下でも良い、石川さゆりが「天城越え」と共に襲ってきたら1番怖い!怨念感!

多部ちゃん可愛らしかったからなんとか飽きることなく観られたが、実はこれ裏の章へと続く2部作…
裏の章はめぐの安がヒロインなようだが、別にめぐの安は嫌いちゃうけども、このポンコツの続きにはあまり気軽に手を出す気にもならないし
白石晃士監督の「讐」シリーズのように片方だけだとポンコツやけど両方観ると驚きのあるような作品になっているのだろうか?
その点「ドロメ」は片方だけでも大傑作、両方観たら超傑作という奇跡の作品なんやなぁ、と改めて感心

まぁ裏の章は気が向いたら観ますわぁ、気が向いたら…
石川さゆりが襲ってくるならすぐ観るけど、ドロドロ怨念感!