天安門、恋人たちの作品情報・感想・評価

「天安門、恋人たち」に投稿された感想・評価

日本の価値観で見てはいけないと思うがセックスシーンが多過ぎる。新婚初夜の閙洞房の事を聞いた時にもカルチャーショックを受けたがそもそも性にはオープンなのかもしれない。
本当に好きな人とは一緒になれない気持ちはよくわかる。湖面に映える満月が欠けていくのは想像できるから。
原題の頤和園は何を意味してるのかな?
とどのつまり若松孝二の如き衝動に留まるのであれば僕の興味を惹くものではない。
mik

mikの感想・評価

2.6
記録
#48
(#47は「映画 夜空はいつでも最高密度の青空だ」の2回目)

この映画の主とするところは何なんだろう?政治?恋愛?性行為?若者の生?友情?再会?男と女?思想?全部?…はたまた。焦点が分からなくなって困ってしまった。

140分もある長い映画。困ってしまったと言いながら、全部ちゃんと観てしまっている〜!てことは、ハマってしまったということなんだろうか。主人公の女の子がどんな風に年を重ね、どんな生き方をしていくのか?そこに興味があったのかも。中国の若者を、誇張をせず、その等身大を描く。そこに焦点が定まっていたのかも。田舎で生まれ、都会に憧れ、恋をして、セックスをして、別れて、またくっついて、生きるために働いて、退屈な毎日があって、でも楽しいこともあって…。

書いていて、なんか頭の中が整理されてきたのかな?この映画の評論をいつか読んでみたいものです!!
MOTO

MOTOの感想・評価

1.5
当時の中国で撮れるものには限界があった言えばそれまでだが、仮にも天安門を扱った映画の過激な表現が「アイドルみたいに可愛い女の子が思い切りよく脱いで濡れ場を演じている」だけというしょーもないものになっている。

天安門事件も事件前の改革開放路線を反映した大学の自由な雰囲気も序盤にちょいと出てきた金髪碧眼の留学生たちもヒロインの間島出身の朝鮮族という設定も、何もかもがヒロインたちのナルシスティックな青春とセックスを彩るアクセサリに過ぎないのが本当に残念。

天安門の看板を取っ払えばストーリーやテーマに小説「上海ベイビー」と類似性がある気もするが、時代設定が天安門で若者たちが大きな挫折を知る以前になり、舞台が上海から北京に変わるだけで、ここまでダサくなるというのは大きな驚き。

作り手の視線がヒロインたちのナルシスティックな青春や天安門直前の時代の空気に肯定的なのも昔は良かったおじさんのようでこの作品のダサさに拍車を掛けている。
Stream

Streamの感想・評価

3.8
中国の歴史的な事件が背景にありつつ、その時代を生きる若者の人間関係が走り抜けるようにして出会いと別れを繰り返していた。
流れはとても速いが、深い心情を描いている。

主人公の女性より仲の良い友人だった三つ編みの女の子があまりにも魅力的すぎて、ドキドキする。
裸で髪を切ってあげているシーンが良かった。
彼女の気持ちは言葉で表現されることがなかったので、表情から読み取ろうとしたけど結局最後まで少しわかったようで理解しきれず終わってしまった。
奏

奏の感想・評価

4.0
二重生活よりも若い頃のハオ・レイが見られて良かった。二重生活では妻、行く行くは未亡人みたいなものの寂しげな色気が凄まじかったが、こっちではどこか物事を客観的に捉えているが、大人になりきれていない瑞々しく有り余る生気を感じた。
若く、存分にセックスをする姿は見ていて気持ち良いし、それが我々青年期における自然な姿である気もした。
それは、決してその行為がタブーではないことを感じさせた。
後から調べて、天安門事件が背景にあることを知った。
学生の時に教わった覚えはあるが、名前しか覚えておらず恥ずかしい。
台湾映画を見始めて、歴史がバックグラウンドにあるストーリーが多く、それを知らず理解しきれていないと痛感している。
近代の邦画を見ていて単に楽なのは、そういうところかもしれない。
ani

aniの感想・評価

3.8
漂う喪失感、激しい性描写、そして死の匂い。ノルウェイの森を想起した。
多感な10代の頃に観たかったな。
>|