TAK44マグナム

超電磁ロボ コン・バトラーVのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

2.9
身長57メートル体重550トン~♪でお馴染みの東映ロボットアニメの名作の劇場用ブローアップ版。第30話を使用。

「ゲッターロボ」に続く合体ロボットアニメですが、なんといっても実際に玩具にした際に合体して遊ばせることができるという点が、当時画期的だったわけですね。
子供の頃、まずは家から30メートルぐらいのところにあった、ゆうりんどう玩具店で2号機をねだって買ってもらい、それだけだと胸と腕にしかならないので、正月のお年玉で2年がかりで五機すべてを集めて、ついにコンバトラーVを完成させた思い出。
なにしろDXコンバインボックスは当時の価格で一万円ぐらいしたような気がするから、バラで集めるしかなかったんだよなあ・・・。
で、大人になったらなったで、超合金魂コンバトラーVを大人買いして、いまでも飾り棚に、超電磁ヨーヨーをかまえて飾ってあります。

コンバトラーVは、もちろん荒唐無稽な子供向けロボットアニメなわけですが、意外とドラマもしっかりしているところがありまして、特に腕を失ってサイボーグ化する主人公の豹馬とか、その豹馬を想って、最終的にはラブラブになる南原ちづるの恋愛っぽいところとかもあって、大人になって観ても割といける感じですよ。

水木のアニキが絶唱する主題歌も、いきなり「ブイ、ブイ、ブイ~!ビクトリィィィィィィ!!」と熱さ絶好調だし、カラオケでは十八番です。

まったくの余談ですが、その後、東映はマーベルコミックスと提携して、日本で独自のスパイダーマンが誕生したりしましたが、アメリカにはコンバトラーVとダンガードA、そして勇者ライディーンがコラボして輸出され、「ショーグンウォリアーズ」としてアメコミが発行されたらしいです。
なんと、最後のほうではファンタスティックフォーと共演したみたいですよ。読んだことはありませんが。
そういえば、最近のスパイダーマンにはジャパンメイドのスパイダーマンが操る巨大ロボットであるレオバルドンが遂に登場したっていうし、やはりクールジャパンと言えば巨大ロボットですよ!
マクロスなどが出てくる、ごちゃ混ぜアニメの「ロボテック」なんかも実写化されるらしいし、これからも巨大ロボットものからは目が離せません!

ところで、必殺技の超電磁タツマキからの超電磁スピンですが、ぐるぐる回りすぎて、乗組員は気持ち悪くなってゲボ吐きそうです!


テレビ放送、レンタルビデオにて