カンパッチー

キル・ビル Vol.2のカンパッチーのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)
3.7
チャンバラ映画からカンフー映画へ、1のような大掛かりなアクションを期待すると肩透かしをしますが、復讐としてみるならより正しい作品。

まさかヒューマンドラマになってしまうとは、、ビルの一途な愛は尊いもといすごいと思いつつサイコパスは恐ろしすぎます。続けて観ることでvol1の序章で元同僚の子供の目の前で殺し屋に復讐する構成が効いてきます。やる気が1番なくユマに同情心のあるビルの弟がいちばんユマ・サーマンに絶体絶命のピンチに陥らせるという展開も熱かったです、パイ・メイとの修行シーンの苦労が彼女を助けるという展開はやっぱり熱いですよね。なんとなく修行シーンのシルエットがウルトラマン、ウルトラQ?を思い出しました、もちろん元ネタ違うんでしょうが。

あと1作でタラちゃん引退でvol.3の構成もできていると言いますが、ワインハウスの件など色々考えつつ、キル・ビルvol.3が引退作なのかなぁ、ワンハリの小説とか出すけどそっち方面の人になってしまうのかな?