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ウォーターワールドのぉゅのレビュー・感想・評価

ウォーターワールド(1995年製作の映画)
3.8
2021年 鑑賞 21-276-18
「ファンダンゴ」「レッド・アフガン」等のケヴィン・レイノルズ監督の海洋SF作品。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションの一つとして有名な作品。USJアトラクションのナレーションはテレビ放送版でのマリナーの吹替をつとめた津嘉山正種さんが担当している。

未来の地球は、温暖化の進行により北極・南極の氷が溶けて海面が上昇した結果、海だけが広がる海洋惑星となった。そんな状況下でも人類は、海の上で「環礁」と呼ばれる浮遊島を建造して生き残っていた。彼らの間では地球のどこかに存在すると伝えられる「ドライランド」という伝説が広まっていた。一人で海を旅するマリナー(ケビン・コスナーさん)は貴重品となっていた土と食料品を交換するため、ある環礁を訪れるが、そこで彼がミュータントであることが発覚し、彼は環礁の人々に捕えられてしまう。マリナーは処刑されそうになるが、そこに海賊集団「スモーカー」が現れ戦闘が始まる。どさくさに紛れて環礁で暮らすヘレン(ジーン・トリプルホーンさん)に助け出されたマリナーは、彼女とドライランドへの地図が彫られた少女エノーラ(ティナ・マジョリーノさん)と共に環礁を脱出し、ドライランドに向かうことになるが...

お小水を濾してうがい、海中から登場のマリナー、あいつの船じゃなかったのね、マリナーの船、凄い!良く出来てやがるっ!海上の要塞の作り込みヤバし!土、真水、トマトという、身近なものが貴重になっているという世界設定。

海賊登場!水上バイク、放水銃、火炎瓶、飛行機(USJで印象的な)、マシンガン、機関銃、なんでもあり。マリナー・ヘレン・エノーラの逃亡はハラハラもの。海賊側もコメディシーンも良かった!

“ごめんって言っているんだから 許してあげなよ!”
マリナーとヘレンの対立や確執。vs 海賊の飛行機では、マリナーの船の武器をヘレンが勝手に使ったため、万事休すの状態に... でもマリナーがそれを解決する。エノーラを海に放り出した時もそうだ。マリナーはツンデレ男で、他人に対して素直になれない尖り男だと思われる行動。ヘレンの髪切りシーンも温かい。まさにすれ違いとエノーラの無邪気さが刺さる。が...

修理屋の人たち、海中から水上バイクは凄い迫力!海賊「スモーカー」の首領(ドン)のディーコン(デニス・ホッパーさん)の恐ろしさを知った... マリナーとヘレンの海中のシーン、凄いエロ... もといエモい!弾丸降りしきる海中で●の●移し。海ではなかったが、「シェイプ・オブ・ウォーター」を思い出した(制作された順としてはおかしいのだが...)。海賊に捕まっても、エノーラの芯はブレてない所がいいっ!

ディーコンの演説、マリナーの登場「その娘を返せ!」、「まさかそいつ(火)を原油の中に落とすわけないよな?」「あの人はハッタリなんか言わない」、「やめろぉぉぉーーー」、「おい あかんぞぉー」のじいさん好きです!吹替の声やトーンに沼にハマって、何度もリピートした!

“これもお告げなの?”
マリナーが爆発させた意味、海賊が迫る中、マリナーはエノーラを救い出し、無事海賊の要塞から脱出できるのか?そして、「ドライランド」は本当に存在するのか?

まさしくクライマックスを忠実に再現したのがUSJのショーだと思った(実際は見たことないので、は数々の映像を見た感想としては)。●に●●●エノーラをやっぱり救ったのはツンデレからデレが少し強調されたマリナーの機転と、勇敢な行動。でも、マリナーの最後の決意は... あそこでのマリナーとエノーラの会話が... ちょっとウルっときた!ヘレンとのあれも...

当時のアメリカでは撃沈作品だったらしい... なぜ?私は凄い好きなんだけどなぁ... 最後の展開も好きだし。でも、やっぱりミ●ー●ン●は...ってなるよね!あと、最初のユニバーサルのマークが、良かった!ああいうの、好き!
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