イペー

悪魔の追跡のイペーのレビュー・感想・評価

悪魔の追跡(1975年製作の映画)
3.1
中二病の追跡!

休暇旅行中の二組の夫婦に迫る、カルト集団の恐怖。ピーター・フォンダ、ウォーレン・オーツ共演のサスペンスホラー。

バイク工場を経営するフランクは、コツコツ貯めたお金で念願のキャンピングカーをゲット。親友のロジャーを誘って、妻同伴のコロラド旅行へ出発。

装備が整った豪華なキャンピングカー。
流し台は二つ、電子レンジ搭載、カラーテレビも付いて、フランクも鼻高々。

イイ具合の原っぱを発見して夜営。
酒を酌み交わして、「オマエ、ほんと親友だわー。マジ心の友だわー。」とかやってたら、川の向こうで賑やかな雰囲気。

双眼鏡で様子を伺うと、黒魔術愛好家の皆様がサークル活動中。イタいコスプレの根暗な方々です。
何か少女が生贄にされてるし…。
アァッ‼︎ こっちに気付いた‼︎
…ここから、粘着カルト集団の、しつこいしつこい大追跡が始まるのであります。

「出会う誰もが怪しい」状態に追い込まれた二組の夫婦。
田舎ホラーのど真ん中ですね。敵の正体も規模も不明なので、ジワジワと恐怖が忍び寄ってきます。

ところが敵の仕掛けもそこそこ回りくどくてですね、ルーン文字の置き手紙とか、こっそりバイクをパンクさせたりとか、蛇を車に隠したりとか、中学生のイタズラじゃないんだから…。

基本的には直接に危害を加えるのではなく、遠巻きにガン見してくる精神攻撃がメインです。内気な性格の彼らはきっとインドア派。

男性陣は割と冷静に対処するんですが、女性陣がギャーギャーうるさいんですよ。
もうちょっと落ち着いて頂きたい。

そんな訳で、中盤までは間延びした感じですが、クライマックスで敵も本気に。
車を何台も投入して、派手なカーチェイス。

普段はインドア派の皆さん、余程キャンピングカーが羨ましかったのでしょうか。ムキになってガンガン体当たりをかましてきます。
果たしてアウトドア派夫婦の運命や如何に…?

B級ホラーだし、予想を上回る展開も無いし、まあこんなもんかな、と。
油断してたら、最後のシーン、久々にゾクッと来ました。…コワい!

…自分は生粋のインドア派でございます。
でもね、バーベキューは好き。
火はイイですよねぇ。いくらでも見てられる。火が燃えてるのをね、ずーっと見てますよ…。ウフフ…。