サミー

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件のサミーのレビュー・感想・評価

2.5
ごくごく普通の出来ですが、なかなか楽しめます。
北京語ですが、作りはどうみても香港映画らしい香港映画です。

フェミニズムを描いているといえばそれに該当するでしょう。
則天武后・武則天という方は人材育成に力を注いだり歴代の中国皇帝の中でも民衆からの指示が高かったりしています。それでいてなお後代の王朝の官僚からも佞后などと揶揄されています。
そこには男女の性差別というのは確実にあったといえるでしょう。
とはいえ権力を求めたりそれに固執したりというものは確実にあったように歴史に表れておりますが…


とはいえ本作は純然としたエンターテインメント映画です。
とても重要そうなことを描いていいそうで実は別に大した内容はそこにはありません。
則天武后・武則天も登場人物の単なる1人です。ほんの一言発しただけで国内に絶対的な影響を与えてしまいますが。


主人公とヒロインのロマンスに関しては…
恋に落ちるような描写ありましたっけ?
それはいいか…
サミー

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