サムカワ

ロッキー2のサムカワのレビュー・感想・評価

ロッキー2(1979年製作の映画)
4.5
1作目が揺るぎない大傑作である。という思いのもと、軽くナメてかかった本作。

冒頭5分間は前作のクライマックス。
おさらいとかそういうんじゃない。
ただクライマックス。
でもやっぱアガる。
そして思う
「これを超えられるのか」

結果
クライマックスだけを抽出するなら超えてはいない。
ただ全編通してならコッチの方が好きだ。

僕は2が好きだ(東出昌大オマージュ)

そりゃね 序盤のアポロの悪態やロッキーの豪遊は見てて不快なものがありますよ。でもね 夫婦愛持ってこられちゃ敵わんよ。

そして「ダメ男のONCE AGAINムービー」として、ロッキーのダメ男っぷりが素晴らしい。
ボクシングから離れるけど、スポーツ馬鹿の居場所はリングしかないってのを叩きつけられる哀しさと、それを際立たせるロッキーの動物との会話シーン。なんかあれ泣けてきちゃうんですよね。
ときどきね 思うんです。今羽生結弦くん素晴らしいじゃないですか。でも、彼が何かあってスケート界から退いてしまったら、彼 どうなっちゃうんだろ…って。あの子にはスケートしかないんじゃないか…って。それがちょっと怖いんですよね。
そんな普段思うこととも、本作のロッキーを重ねて観てましたよ。

そしてパチンとロッキーにスイッチが入って立ち上がってからがたまらねぇ!
ロッキー弱者な私でもわかるよ。「ロッキーの魅力」それはトレーニングシーンだ!!(違ったら恥ずかしい)

あのトレーニングシーンがクライマックスでもいいくらい。

あのテーマ曲が流れりゃ そりゃ泣くよ。夫婦愛に泣かされ、トレーニングシーンで泣かされ、試合でも泣かされ……

最高でした。