サーフ

ロッキー2のサーフのレビュー・感想・評価

ロッキー2(1979年製作の映画)
4.3
「『ロッキーVSドラゴ』が公開される前にロッキーシリーズ見ておこうかな~」と思って「ロッキーVSドラゴ」の公開日調べたら思いのほか直近だったので急いでシリーズ鑑賞。「1」は視聴済みなので「2」から鑑賞。

前作も内容がとんでもなくアツい内容だったけれど、今作もかなりアツい。
男たちがプライド、果ては命を賭してまで戦う姿に見ている側も「全力で行きなければならない」という思いが搔き立てられるのような、そんな内容。

前作の激闘からボクシングから距離を置いて別の仕事を探すロッキー。ただ他の仕事をしていても水に合わず、結局はボクシング以外に道はない事に気づくその姿は「ボクサーとして生きる運命」という悲しさ、そしてそこから自分の為、愛する家族の為に戦いに挑む男としてのカッコよさが人間としての魅力に繋がっていく。

エイドリアンの「勝って」という言葉からギアが1段階も2段階も上がっていってる。

前作もそうだっだけれどラストの試合のシーンはこれが「映画の1シーン」という事を忘れさせるような熱を帯びている。
基本、映画を見るときは登場人物に感情移入せずにフラットな視点で見たいと思っているが「ロッキー」だけは主人公に100%肩入れして見てしまう。
この試合がどうなるのか。これが映画という事を忘れて手に汗を握りながら見入ってしまった。

後「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」のリスナーとしては「ロッキーの撮影じゃないのよ」の元ネタが見れてちょっとテンション上がった。
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