日常のシーンとトレーニング。
ロッキーとアポロのロッカールーム。
打ち合いを淡々と描く試合中と
様々な感情が入り乱れる試合後のリング。
静と動のコントラストがとても美しい作品。
(以下私的あらすじ)
前作ラストのシークエンス、つまりロッキーとアポロの死闘から、2は始まる。
エイドリアンの愛を手にしたロッキー。
おだやかな、二人の生活。
一方で仕事は全く上手くいかない。
このままではゴロツキに戻るしかないのか…
ロッキーに勝利したものの、八百長、ニセモノと揶揄されプライドが傷付いたアポロは、己の力を証明するためにロッキーを再びリングに引き上げようと画策する。
※と描かれてはいるのだが、アポロはロッキーの力を認めていて、むしろボクシングでしか生きられない彼に救いの手を差し伸べているように見える。
アポロからのラブコールを受けるも、どこか煮え切らないロッキーに火を点けることができるのは、やはりエイドリアンしかいない。
「勝って」
そのたった一言でロッキーは爆発する。