わっせ

ロッキー2のわっせのレビュー・感想・評価

ロッキー2(1979年製作の映画)
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1は観てないのに……

公開当時の観客は、5分近い筋トレシーンを映画館で共有したのだろうか……
それもそれですごい映画体験だろうな

筋トレシーンのクライマックス、おれも駆ける群衆の一人になってロッキーに魅せられ、そして彼を応援していた

追記
いちいちエイドリアンがテレビで観るカットが挟まれてるのが心にきた。「勝って」というセリフは、「敵を殴」れということと「敵に殴られろ」という両方の意味を持つ。だが、観るという行為は「勝ってほしい」を遠ざけ、「無事でいてほしい」と自己との距離を縮める。
エイドリアンの視点は、ひょっとするとスクリーンの前にすわる観客の視点なのかもしれない。
おれのキーパーの試合を観る母はこんな気持ちだったのだろうか
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