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夏の終止符のNYoLoのレビュー・感想・評価

夏の終止符(2010年製作の映画)
3.4
グレゴリー・ドブリギンが見たくて借りたので、全く内容を知らずに見始めまして、うーん、一体何が言いたかったのだろう、と、監督と真剣勝負した気分になりました。近年稀に見る感じ。

まずはグレゴリー・ドブリギンをじっくりと見られて幸せ!登場人物が2人しかいないため、ほぼグレゴリー。グレゴリー好きの方には激しくオススメ!(もちろん、セルゲイ・プスケパリス好きの方にも!まだfanはいらっしゃらないようですが‥)ただ、ロシア映画の流行りの撮影法なのか、とにかく長回しでびっくり。発煙筒点けて消えるまで、そんなに撮る?と寝そうになっちゃった。

個人的に感じたことはコレです。
悪いことほど早く報告せよ!社会人の常識。
そして、上司は選べないし部下も選べないので、互いに理解し合うことが必要、ということ。

チェルノブイリの影響なのかな。時々ガイガーカウンタがビービーする不穏なシーンがあります。それを仕返しに使う部下(それがグレゴリーです)の小者っぷりに辟易すること請け合いです!
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