Angeprunelle

街のあかりのAngeprunelleのネタバレレビュー・内容・結末

街のあかり(2006年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ぽつんと灯る街のあかりは
出しゃばらず見返り求めず
ただただ控えめに人の足元を照らし続ける♡
私達は失って初めて気付く。
それはとても温かく心を和ませる存在だったと。

身分をはき違える我々人間の高慢さと滑稽さ。

見当違いもいいところ。
すぐ吠える すぐ暴れる すぐ流される
つるむの大好きマジョリティー。

この世の空気清浄機になって
快適を与え続けてくれているのは
他の誰でもない彼等が言うところの負け犬達。

大勢でつるんで汚いお喋りや
悪行を働くことしか考えない人間を
私は弱虫と呼びたい。

高慢な弱虫野郎になるくらいなら
愛を諦めない負け犬ヒーローの方が
ずっとずーっといい♬

負け犬ヒーローに全力で感謝し
負け犬ヒーローを全力で愛します♡

誰かのせいにして何かのせいにして
自分の胸に咲いてる愛を少しつづ刈り取るのは
愛する事を諦めるのは
もうやめなきゃなって思います。

今はまだ怖くても・・・今はまだ進めなくても
愛を諦めるにはまだ早過ぎるかなって。
この歳で愛を放棄してしまうのは無責任かなって。

もう少し自分と勝負してみようと
なんとなく思ってます。

与えられる愛は失うことの方がはるかに多いけれど
与える愛は自分が捨てない限り失わない♡

負け犬ヒーローが心にあかりを灯してくれた♬

心にポッとあかりが灯る瞬間が
ごく稀に訪れるくらいの人生も
そんなに悪くないのかもなってね。
実は一番私に合ってる生き方のかもしれないなってね。
大抵プチメランコリー 時々幸福♡

ぽつんと灯る街のあかりに気付けた日には
誰かの心を灯せるかもしれない♡

街の片隅からいつもいつも
足元を照らしてくれているのに
道しるべになってくれているのに
当たり前に甘えすぎちゃって
大切に思わない見向きもしない
とってもとっても控えめで優しいもの。
いつもいつも寄り添って支えてくれているもの。
Angeprunelle

Angeprunelle