キャサリン

街のあかりのキャサリンのレビュー・感想・評価

街のあかり(2006年製作の映画)
3.2
個人的には結構見るのが苦手なタイプの映画。
映像とか淡々とした演出は好き。いや、好きなんだよなあ、苦手なだけで。
気分じゃなかっただけで。
kodakのportra400みたいな写りの、あったかくて殺風景(この矛盾がミソ)な日常が、ほんと絶妙な間で流れていく。
アクセントは深い赤色。
時々挿し込まれる音楽もほんとに丁度いい。
出てくる人物の物申したそうな表情が印象的。
騙されて陥れられても復讐劇にならない、優しい負け犬。

アキカウリスマキ、こないだ見たレニングラードカウボーイズとはまた違った雰囲気の映画だね。
ジャームッシュっぽいけど、北欧ならではというか、空気感がまた違うね。
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