声をかけられた女性に騙され全てを失い服役する。
孤独ではあるが孤立はしていない。彼の周りには仕事仲間もいるし、気軽に話せる友人もいる。
主人公も含めて人のダメな部分や、嫌~な部分がたくさん見えて…
何故だろう。この哀しみに満ちた男から目が離せない。少しハードボイルドな雰囲気を纏ったこの作品だが、男の弱点を見事に突いていて(笑)、アキ・カリウスマキ監督の鋭い視点が見て取れた。男は黙ってサッポロビ…
>>続きを読む【好き】
カフェのコーラ瓶(?)に入った赤い花、自宅の赤い花。
自宅の佇まい。
様々な椅子が出てきて心がときめいた。
【感想】
主人公の感情が読めない。共感できない。
でもだからこそ感情移入せず…
後半やっとカティ・オウティネンが出てきてホッとした。どこで出てくるんだろうと思っていたので。しかし三部作の中では一番心に残らなかった(オウティネンが出番少ないせいではない)。けどカウリスマキ作品は…
>>続きを読む同情出来そうで出来ない、良い奴だけどもすごーく良い奴ではない、人間性が絶妙な塩梅の主人公が軽妙にズタボロにされていく。
自業自得な部分もあるから、「可哀想でとても見てられない」というストレスはそこま…