人間らしい感情を持った屈託のない笑顔。どうしようもない男の無感情の日常は決して望んでそうなったものではないということを、その何気ないシーン一発で説明した。すごい。
カメラの真正面からこちらを見据え…
敗者三部作の中で1番どうしようもない主人公。本当の敗者。主人公が招いた『当然の結果』だと感じた。自体に対処せずありもない希望だけを1人前に持ってた人間。
劇中にあったキッチンカーいいね。ああいう所で…
このレビューはネタバレを含みます
振り切ってアイラ(的ポジション•存在)を無くしてしまうほうが良いかもしれないと思ったが、それだと本当に耐えられないほど救いがなくなってしまうと言うところで、けどそこの関係が納得いかないと言うか、都合…
>>続きを読むミニシアターで初のアキカウリスマキ作品鑑賞。
小道具やセットには緑と赤の二色が印象的に使われている。後半赤い人たちが増えていき、あれは誰かに火をつけられたのか、もしくは流血のメタファーなのかな?なん…
生まれも育ちも、仕事も恋愛も、全てに恵まれず、何もかもうまくいかない男は、「負け犬」と笑われ、どれほど叩きのめされ、なんども騙され、無様に地を這おうとも、希望だけは絶やさない。「こんなとこでは死ねな…
>>続きを読むカウリスマキの作品の中でも『コンタラクト・キラー』並に続きが気になる話。
改めてこの映画のスタイルを一般的なアスペクト比で撮り続けているのは中々大変な話だと思う。スタンダードサイズならもっと簡単に…