幼なじみのブライズメイド（花嫁介添人）を頼まれた主人公が、同じくブライズメイドを務めるセレブな美女に嫉妬、自分の行動のせいでどんどん状況が悪化、ドツボにはまり騒動を巻き起こすコメディ。
ハングオーバーの女性版みたいな下品なコメディかなー、と思いきや、アカデミー脚本賞にノミネートされただけあって、女のバトルと友情をバランス良く描いていた。
まあ下品なところはひたすら下品だけど笑
（主演のクリステン・ウィグが脚本にも参加。）
主人公のアニーが仕事も恋も花嫁介添人の務めもうまくいかず残念… そして自分の行動のせいだから、笑えるっちゃ笑えるけど見ていてひたすら痛い。
羨ましく見えた相手にもコンプレックスがあるよ、とか、自分の行動の責任は自分で取らなきゃいけない、とか、単に女の友情を描いてイイ話にまとめておしまい、じゃないところが好き。
メリッサ・マッカーシーがアカデミー賞で助演女優賞にもノミネートされている今作。
「コミカルで笑えるデブ」枠だけではない、もっと深みのあるポジティブな役柄を与えた脚本の力も大きいかな。
下品でドタバタでイタい… だけじゃない展開の中で、ひたすら明るく下品なシモネタ枠のジョン・ハムには笑った（苦笑）
