久しぶりに洋画を観賞。
今泉力哉監督関連でジム・ジャームッシュ監督を知ったのと、「ちょっと思い出しただけ」の感想を見て観るべきだと思ったのが理由です。
勧めてくださった方、ありがとうございます。
ジム・ジャームッシュ監督、好きです。
やっぱり車内で展開される会話はワクワクしますし、まるでその場にいるような感覚に陥ります。
ただ、車内だから何でも良いという訳ではなく、5話を通してその土地ごとのストーリーを見せてくれたことが良かった。本当に面白い。
特に1話のロサンゼルスが好きです。
さすがにカッコ良すぎるでしょ。
タバコは好まないのですがあれならありです。
2話の最初は自分の過去と未来を考えてしまって正直あまり内容が入って来ませんでした。
もちろん3人が滑稽で面白かったですけどね。
あと3話のパリはMr.Childrenの「擬態」という曲の歌詞を思い出しました。
「富を得たものはそうでない者より
満たされてるって思ってるの⁉︎
障害を持つ者はそうでない者より
不自由だって誰が決めんの⁉︎」
まさにその通りでオチも含めて素晴らしいです。
4話は運転手の一人語りが続く展開で箸休め的な感覚がありましたが、最後の5話が良かった。
あの話が最後にあることで心が落ち着いたと同時に、映画の終わりを知らせてくれるようでした。
明け方の映像は雰囲気があって素敵ですね。
「私には私の人生プランがあるの。」
