デイ

ナイト・オン・ザ・プラネットのデイのレビュー・感想・評価

4.5
ちょいお久でございます。

ちょっくら自前のDVDを漁って…。
古くてもう観れ無いかと思ったけれど、きちんと観れましたよ?!☆

28年前の映画ですかー。
ほ〜。

タクシードライバーと乗客との5つのオムニバス映画。
当時はヘルシンキがどこかも分からず観ていたなー。
フィンランド だよー。
しかも、内容とかすっかり忘れていました。

ある意味"冬映画"ですね☆

LAの夕方から物語が始まり、最後のヘルシンキで朝を迎える作りが良かったなー。

なんと言ってもまだ18〜19歳ぐらいのウィノナライダーの可愛さ☆
ガム噛みながら煙草を吸って、何故か立っている時に揺れている(笑
LAのお話は大した事無いように思えたけれど
「私は自分の人生の計画をしていて、計画通りに生きて行きたいの。」
と言うウィノナの言葉。
強い女の子だなー。

当時は金持ちしか持て無かった携帯電話。
三つ折りなのねー。へー。

んで、
私はニューヨークのエピソードが凄く好き☆
マンハッタンからブルックリンに帰りたい黒人のヨーヨー。
なかなかタクシーを捕まえられず、変な運転をしているタクシーをようやくゲット☆

そのタクシーの運転手さんは東ドイツからやって来たもと大道芸人のおじいちゃん。名前は"ヘルムート"

まともに運転も出来ないどころか、英語も余り分からない。

ヨーヨーとヘルムートのお揃いの帽子。
言葉の壁、肌の色、年齢の差を超えた二人の掛け合いがとても笑えて心温まります(^-^)♪☆

ヨーヨーの義理の妹のアンジェラが発するたくさんの"Fuck you"

もうね…"Fuck you"は無理に和訳などせずに「ファッキュー」で良いんじゃないかな?

で、ローマはちょっとブラックユーモアなんですけれどもね…

ロベルトベニーニのスタンダップコメディを見てるようでした。
凄い早口の長ゼリフ。
でも、こんな酷い運転で、しかも客のことを一切気にしないで、一人喋りまくる運転手は嫌だなー。(しかも、話の内容がかなり下品(-_-)…)
私、乗り物酔い激しいのだけれども、イライラも募り過ぎて、ちと酔いましたよ?(^_^;)。

そして、ヘルシンキの寒そうな景色。
ヘルシンキのお話もホッコリしたなー。
乗って来た酔っ払い3人組とタクシードライバーのミカ。
酔い潰れた乗客アキの最悪な1日について語る乗客2人。
そして、ミカの最悪な話を逆に聞かされて涙しちゃう2人。

どの場所も"TAXI"表記なのにヘルシンキは"TAKSI"(たしか…)ってなってたの。
そんなところも興味深い。

夜が深まるような音楽。
トムウェイツの歌声。

そして、唯一、私の記憶にあったのは、パリのコートジボワール出身の運転手と盲目の女性のお話でした☆
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