女子高生7人が、夏休みを満喫しようと山の上の屋敷を訪れる。そこに一人で住む老婆は少女たちを笑顔で招き入れるが…。
故大林宣彦の初監督作。
『うる星やつら』×『楳図かずお』っぽい世界観。
極彩色の映像とホラーコメディーな展開は今見ても斬新。突飛なストーリーだけど飽きることなく見られた。
まず少女たちのあだ名がセンス良し。
オシャレ、ファンタ、クンフー、メロディ、スィート、ガリ、マック
それぞれのバッグに名前書いてあるのとか漫画みたいでキュート。
ほんでみんなかわいい。
無垢な笑顔でジャレ合う女子高生は無敵。主役の「オシャレ」ちゃんに限らず、70年代のファッションもめちゃくちゃイケてる。
ほんでみんな結構脱ぐ。
今となっては大女優のあの人やあの人まで。
もちろんCGやセットはお金かかってなくてお粗末なんだけど、若き大林監督のイマジネーションとクリエイティビティが溢れていて、ただモノじゃない感に圧倒される。
おそらく日本映画界の超重要カルト映画。