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ウェンディ&ルーシーのCinemanのレビュー・感想・評価

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)
4.0
『ウエンディ&ルーシー』
ケリー・ライカート監督
2008年公開(日本未公開)

【Story】
ほぼ無一文のウェンディは、愛犬ルーシーと共に新しい生活を始めるため、仕事を求めてアラスカへと向かっている。
しかし、途中オレゴンのスモールタウンで車が故障。さらに警察に連行されてしまい、ルーシーは行方不明に……。

それだけの物語です。


【Trivia & Topics】

*ミッシェル・ウィリアムズ
主演のミッシェル・ウィリアムズは1980年に生まれ。
2008年にこの作品に出演した時が28歳。
信じられない。
10代かと思った。
彼女は2005年にヒース・レジャーと婚約しその年に娘を出産しているにも関わらず2007年に婚約解消!
2008年にヒース・レジャーは薬物摂取で死亡している。
アメリカン・コミックを原作とした映画にほとんど興味がないので観ないけれど偶然に観て感動した『ダークナイト』。2008年8月24日シネプレックス平塚で観てぶっ飛んだ映画だ。

この作品でぼくはクリストファー・ノーラン監督が大好きになったがジョーカーを演じたヒース・レジャーに狂喜した。
凄い役者だ!
しかしレジャーは『ダークナイト』公開前に死んでしまった。

*自らアプローチした作品
『オールド・ジョイ』に惚れ込んで、ライカート監督に自らアプローチして主役になれたそうです。

*カンヌで受賞。
「これは私の物語である」と言うケリー・ライカート監督の愛犬が主人公の愛犬バディの役でこの映画に出演してカンヌ国際映画祭パルム・ドッグ賞を受賞しました。

*本当にマリリン・モンローを
ミッシェル・ウィリアムズは2011年に『マリリン7日間の恋』でマリリン・モンローを演じ下記を受賞している。

・ゴールデングローブ賞:主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)
・ ボストン映画批評家協会賞:主演女優賞
・シカゴ映画批評家協会賞:主演女優賞
・ オクラホマ映画批評家協会賞:主演女優賞
・ワシントンD.C.映画批評家協会賞:主演女優賞
・ インディペンデント・スピリット賞:主演女優賞

え〜〜、この映画のウエンディが〜〜〜!
嘘でしょ。
女は怖い・・・
観なくっちゃ『マリリン7日間の恋』。


【5 star rating】
☆☆☆☆
(☆印の意味)
☆☆☆☆☆:見事な作品
☆☆☆☆ :面白い作品
☆☆☆  :平凡な作品
☆☆   :残念な作品
☆    :退屈な作品
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