ウェンディ&ルーシーの作品情報・感想・評価

「ウェンディ&ルーシー」に投稿された感想・評価

masayaan

masayaanの感想・評価

3.5
全財産である500ドルちょっとが尽きる前に、アラスカで職を得なければ死んでしまう車中泊な女の子の過ごす数日。スーパーの万引きで捕まり、足止めをくらってる間に唯一の友達である愛犬ルーシーが失踪。車のエンジンもかからなくなり、途方に暮れる。ほぼフィックス、揺れてもステディ、印象的な横移動のカメラワークで全ては淡々と描かれる。寝床を見つけた彼女が木漏れ日の中から貨物列車を見下ろすシーンの光の揺れに泣く。
そこにいるだけ、カメラに抜かれただけ、みたいなルーシーの顔が良かった。
エーコ

エーコの感想・評価

4.0
久方ぶりに映画を見たという感慨を覚えた。ルーシーを追いかけて焚火の集まりを発見するところ、暗闇に輪郭の溶けたミシェル・ウィリアムズの顔と緑の葉が浮かび上がるビジュアルが新鮮だった。また、犬の後ろ姿がとても感動的な映画である。
Risu

Risuの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

気持ちが滅入りますね…
ルーシーと再会できたのに、置き去りにする辛さ。
ラスト、列車の中で彼女は何を思っていたんだろうか。
Okuraman

Okuramanの感想・評価

4.2
西海岸、アメリカはこっち方面のインディに期待。犬に見せる顔が一番かわいいのと最悪な状況下での鼻唄good
neoko99

neoko99の感想・評価

4.0
これまたせつない映画。
悲しくて胸が痛くなる。
ミシェル・ウィリアムズ可愛い❤
SSTK

SSTKの感想・評価

3.2
職を得るための旅の道すがら、心の支えは愛犬ルーシーと一台の車だけの悲愴感漂う女の子ウェンディ。

犬とはぐれ、車は廃車。新天地アラスカに着く前に「孤独」しかバックパックに残せないまま貨物列車に乗り込むラストシーンが、言葉に頼らないセンシティブかつ叙情的。
一人の女と一匹の犬の関係性で見せる心理描写、それはウェンディにとってルーシーが自分を投影できた唯一の存在だったわけで。

冒頭に思わせぶりなウェンディの鼻歌がある以外は音楽一切なし、ひたすら町の暗騒音とオフで行き交う車の通過音。
ウェンディの周りを包む環境はひっきりなしに移動する無機質な社会サイクル。その中で映し出される彼女の世界はただ一箇所に留まっている。停まったままのロードムービー。

全体に淡い色彩が印象的なのに、ものすごく内容がモノクローム。色があるようでないように進む映画。

ウェンディの鼻歌ハミングのフレーズが、犬とはぐれたスーパーの店内BGMのフレーズだったことがずっと引っかかりながら観た。きっと彼女のクローズドされた心の淀みとしてシンボライズされていたのか、と深読みしてみたり。

ストーリー自体は犬がいなくなって探しまくるだけの話なんだけど、こういう、主人公の世界を丸ごと横に移動していくような作品もあるんだねって感じで、僕はすごく楽しめました。

ちなみにキャストのロールで、ミシェル(ウェンディ)の次がちゃんと犬(ルーシー)で、犬の名が"AS HERSELF"だって。なるほどそういうことね。
立往生ロードムービー。
日本版パッケージのキャッチコピーはマジで最悪。
ユタカ

ユタカの感想・評価

4.5
ぼくがミシェル・ウィリアムズを好きなのは、この映画のせいです。
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