78点
女流監督ケリー・ライカートの代表作をU-NEXTで視聴。
仕事を求めて、愛犬ルーシーと車でアラスカへ向かうウェンディ。途中、車が故障して足止めにあったことから思いもよらなかった困難に直面する…
環境音控えめで、情報の少なさが寝不足の頭にはとてもよかった。すごく短く感じる。暗闇での会話とか、ところどころギョッとするところもある。自分の犬を探しているのに、たまたま得た他人の犬が数年前に保健所か…
>>続きを読む見たで。
車以外は無一文の女性が愛犬と共に新天地を目指すが…貧しさが愛する物すら遠ざる、頼る物がないと言う厳しき現実もその中で生き抜く力と確かな愛情が溢れる1コマに涙。社会からはみ出た孤独感も誰かの…
ケリー・ライカート3つ目の鑑賞
小さな(大きな)不運の中で生きようともがくウェンディ(ミシェル・ウィリアムズ)
万引きで捕まり悪態をつくのはどうなの?と思うけどどうにもならないこともあるんだよね
お…
『オールド・ジョイ』よりも物語に動きがあってみやすかった。ショットは相変わらず無駄がないし、構図もスマートでかっこいい。
犬と車が本当に好きなんだろうな。私が監督だったらあんなアイデア出てこない気が…
人生のいくつかの場面で遭遇することになる、出口の見えない袋小路のような状況。ケリー・ライカートは、そうした状況や場面を、好んでモチーフにしているように感じる。
西部開拓史以来、移動することが1つの…
ダルデンヌ味・ケンローチ味、というか、社会的な問題をマクロのレベルではなくて、個人の物語みたいなミクロのレベルで語るアプローチや、空想や理想を排除した実際的で外連味のない台本がめちゃくちゃいいですね…
>>続きを読むめちゃくちゃ良かった。
ラストの愛犬とのお別れは心がとても痛かった。ああする選択肢しか無かったウェンディのこれからの人生をすごく応援したい。
警備員の優しさがウェンディを取り巻く世界の小さな小さな光…
たとえば犯罪映画で牢屋に囚われた人間が「出してくれ〜」と鉄格子から手を伸ばしてくるようなシーンを犬で変奏してみせる。フェンス越しの別れもやはり刑務所映画的。あ、ロードームービーはもちろんキャンセルさ…
>>続きを読む© 2008 Field Guide Films LLC