台湾の首狩族に首狩をやめさせる中国人の英雄、呉鳳さんの話。プロパガンダ作品なので首狩=悪と単純に図式化して首狩族が「今までこんな悪いことをしてたのか」などと悔い改めるようにもっていくサマは全くスッキリしない。
押しつけがましい文明化圧力は部族の人たちにとって幸せなのでしょうか。
同時上映:①密林の怪獣群(1938)
森に迷い込んだ美女が森ガールになりかけたけどやっぱりムリだった話。やっぱりおれには都会の女の子なんて身の丈に合わないんだ!→東京行きます、という謎の流れもありストーリーはあって無いものですがコメディ色強くて楽しめます。
同時上映:②曼珠沙華(1945)
終戦後すぐに撮られたカラー作品。彼岸花をちぎり川に投げ涙を流す女性の姿からは戦死者への気持ちが込められているのかもしれません。