Gack獅子

パリ、テキサスのGack獅子のネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

2019年117本目、劇場68本目。腑に落ちるところと、イヤイヤと否定したい気持ちが半々でぶつかり合っている。客観的に観るとどちらもヤバい夫婦だし、弟夫婦にヘンリーを任せるべきだと思う。トラヴィスも最後いい感じに責任とりますみたいな顔するけど、自分のエゴを優先してハンターを旅に同行させたり弟夫婦への接しかた、まだ残ってる嫉妬などをみるとまだまだ子供っぽく最適な人間じゃない。特に事情を隠してハンターに対する想いが強いはずのアンへの対応は同族嫌悪を合わせって最悪だと思う。反対にジェーンに対する告白は泣けたし最後去るシーンもカッコいい。個人的には最終的にパリ、テキサスでジェーンとハンターがトラヴィスを見つけて幸せに暮らすとこまで妄想している。色々な感情を巻き起こす事が出来る映画であり、様々ば空想妄想が膨らむ後味が残るいい映画。
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