Haruna

パリ、テキサスのHarunaのレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.0
本日2本立て映画。
1450円で2本観れるのはお得だなぁ。
ま、時間大幅に間違えて2時間待ったのは笑ったけど。
そして1本目、めっちゃ寝たから2本目はおめめパッチリだった!笑

いわゆるロードムービーなんですが
前半は奔放な兄貴と優しい弟の兄弟ロードムービー(失踪してた兄を連れ戻し:帰路)で
後半は父親としての自覚が芽生え始めた父と本当のお父さんに心を開き始めた息子の父子ロードムービー(実の母親を探す旅:往路)という構成。

アメリカのロードムービーと言えばやっぱりモーテルですよね。笑

主人公が父親になろうと雑誌見て研究しようとしたり、恥ずかしくない父親になろうとファッションショーしたりするシーンが好きでした。

8mmの家族ムービーも幸せそうで良かったなあ。

マジックミラー?越しの会話はちょっと切ない気持ちになりました。
お互い自分の本心を隠してるとやっぱりすれ違っちゃうんだな、と改めて思った。
後から知るからこそ余計切ないね。
なぜ主人公が失踪したのかもこのシーンで分かります。

ロードムービーの間には
ほんとの親子と育ての親との間にある葛藤とかもあって、、
結局あの家族はどんな生活を今後送るのだろう?と考えてしまった。

フェイドアウト(暗転)が多いのが印象的だった。
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