パリ、テキサスの作品情報・感想・評価

「パリ、テキサス」に投稿された感想・評価

masa

masaの感想・評価

4.6
これは名作でした。
泣きました。。
ヴィム・ヴェンダース監督。
ライクーダー好きで、映画観てないのに(笑)この映画のサントラ盤CDは持っててよく聴いてました♪

哀愁ただようスライドギターが心にしみて、ますます感情移入できました。たまらん。
散り散りになってしまった、父親、母親、子供の3人の再会の物語。

テキサスの砂漠に一人の男トラヴィスが、飲まず食わずで歩いてきて、酒場に入り、昏倒してしまう。医者に運ばれてきて意識を回復しても一言も喋らず、持っていた名刺の電話番号にかけると、ウォルトという男がでて、倒れた放浪者は4年前に失踪したままの兄のトラヴィスではないかということが判明する。
ウォルトは妻のアンとともに、トラヴィスの息子ハンターを引き取り、4年間我が子のように育てていた。
ハンターの母親ジェーンも4年前弟夫婦の戸口に置き去りにしたまま姿を消してしまっていた。。

家族とは。
父の想い、母の想い、子の想いをライのギターに載せて切なく浮かび上がらせる。
何年会ってなくても、どんな親でも、子供のことを思わない親はいない。
ラストは切ない。
涙で前が見えない。
しかし、前を向こうと思った。
海

海の感想・評価

4.8
はるか遠くにあるはずの、きらめきにあふれて淋しいほどの、この街が、懐かしい気持ちを連れてきて、理由もわからないまま、落ちた涙とともに去っていってしまう。夕暮れ、夜明け、夜のドライブ、1520号室、光に溶けるような金色。行ったこともない街の灯りに、知らない名前の土地の砂に、確かに知っているいとしさがある。
どこにもないはずのたった一つの想い。どこにもないはずのたった一つの、何でもなくて情けなくて、未来で夢でいっぱいの物語。ほかのどこにもないはずの、たった一つの、愛でいっぱいの心。その全部が、世界中の街から集まって、そうして、できあがったみたい。いつか一人で落とした涙がぽつりと滲んで、今夜誰かを愛する人たちに、やさしい夢を見させる。

夜のドライブや、安っぽいモーテルや、そんな特別な旅の欠片が思い出させるのは、お金も逞しい腕もなくても、愛があればそれでよかった、あの幸福。胸がいっぱいになる、あのいとしさ。
海に行くだけで、夜が明ける前の外の空気を吸うだけで、ラジオを聴きながら車を走らせるだけで、あんなに、あんなにきらめいていた、忘れてしまうほど遠い日。
私たちに、お金があったら。私たちが、もっと強ければ。その'もしも'は、「私たちに愛がなければ」、それと同じくらい、ちっぽけでつまらない話。愛があって、他に何もなかったから、今私たちはここに居る。

さあ目を閉じて、夢を見よう。今日は深く長く眠ろう。世界中のあらゆるものが、あなたの味方であることを、明日は思い出せるように。今夜は55色で夢を映せる。あなたは薄いまぶたの裏で、いったい何を夢に見るだろう。大切な、いとおしい記憶。わすれないで。わすれないで。かならずここへ帰っておいで。いつでも待ってる、いつでもあなたを抱きしめてあげられる、この腕で、もう二度と、愛だけを抱きしめて離さない。

2018/11/16

ハンターとジェーンの、同じ色をした髪の毛。ジェーンの髪の毛が濡れていたのはきっと、涙のせいかもしれないけれど、あの8ミリフィルムの海の中から、光の速さで愛の日々まで飛んで来たからなのかもしれない。ようやく再び巡り会えた体の温かさを、体いっぱいに抱きしめて、もう、絶対に離さないでね。光の速さで、帰っておいでね。
ハンターの、あの愛と勇気が、とっても眩しかった。

このレビューはネタバレを含みます

飛行機を嫌う、同じ車に乗りたがる、やたら皿を洗い靴を磨く。適切な言葉が思いつかないが、なかなかの空虚っぷりで面白かったが、それも妻を探しに息子と旅に出るまで。妻と鏡越しで対面したトラヴィスを見てるとイライラしてしまった。何を独りよがりになっているんだ。ポジティブな印象をトラヴィスや息子との旅以降の出来事に抱けなかった。

優しい弟、8㎜フィルムを見たときの会話、トラヴィスと息子の下校、毎月とにかく金銭を息子の口座に振り込む妻など胸を打つシーンや人物もあるだけに、トラヴィスがマジで愛情以外何も持っていないように感じるのが残念。
Nagisa

Nagisaの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今は亡きハリーディーンスタントン

妻の過ちを子供には教えずに、2人が再会できるようにレコーダーに残した優しい嘘。トラヴィスの深い愛情がとても切ない…

対面のシーンがほんとに印象深くて忘れられなさそう
じえり

じえりの感想・評価

3.1
見よう見ようと思ってた第5弾
ずっと見れずにいた作品
ようやく鑑賞 ありがとうザシネマチャンネル

ナターシャキンスキーの美しさ!
抱き合う母と子
爪弾かれるギター
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

5.0
人生を変える映画という手垢のついた言葉があるが、これほどそれを使いたくなる映画もないだろう。
peche

pecheの感想・評価

3.5
ずいぶん昔に鑑賞し、2回目鑑賞。
ナスターシャキンスキーが美しい。
またギターの挿入曲がいい。

ハンターが母に会い、何も言わず母の腕の中にはいり、母の髪を自分とおなじブロンドだと認識するように触るシーンが泣ける。

弟夫婦も良い人だった。
パリ、テキサスの設定もいい。
ハンターっと言う育ての母のなんとも切ない響きが頭から離れない。
MiYA

MiYAの感想・評価

2.5
好みのタイプの映画ではありませんでしたが、マジックミラー越しに2人が会話をするシーンはなんともいえない情感あり。ナスターシャ・キンスキーの髪型が最高にいいなぁ(この映画で一番素晴らしいのはこのジャケットかも)。
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