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明治一代女のmingoのレビュー・感想・評価

明治一代女(1955年製作の映画)
4.1
田坂具隆verの方を観たかったが流石の伊藤大輔。新東宝と思えないショットひとつひとつの格式の高さと、劇中の歌舞伎舞台には本物の歌舞伎演目もあって色々と畏れ多い。刃傷沙汰の橋の場面まではかなり情感たっぷりに描くなぁへぇくらいに観てると一気に物語が加速してくため気づいたら画面に必死に食らい付いてる。同じ年に傑作「下郎の首」も製作してるとか伊藤大輔戦前から衰え知らずじゃんとまたしても畏れ多い。錦ちゃんファンクラブのおじいさんが何年か前に伊藤大輔が好きだって言ってたの思い出したけど改めて他監督と切れ味が違いすぎると実感…
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