Mikiyoshi1986

緋牡丹博徒 一宿一飯のMikiyoshi1986のレビュー・感想・評価

緋牡丹博徒 一宿一飯(1968年製作の映画)
4.0
藤純子の緋牡丹シリーズ第二弾!
コミカルな人間はとことんコミカルに、悪人はとことんゲスく極悪非道に描く作風がいかにも鈴木則文らしい。

「肌に墨は打てても、心にゃ誰も墨を打つこつはでけんとです!」
お竜さん。超シビれます…!
自分もクソ落ち込んだ時とか、こんな具合に厳しく優しく慰められてみたい。もちろん博多弁で。

イヤらしいほど役に入り込んだ西村晃の演技が最高です。
あと文太さんの悪役用心棒っぷりもかなり様になってます。
そして極めつけは鶴田浩二の圧倒的存在感。
筋を貫き通す人間はやっぱり最高にカッコいいっす!
Mikiyoshi1986

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