Shizka

恋しくてのShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

恋しくて(1987年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

リー・トンプソンが見たかった。ロレイン・ベインズが見たかった。ただそれだけだった、はずだった。

ニヤニヤしてしまう、モテない男のぶっ飛んだ発想。なんだあのデート、プロポーズでもすんのかよw 学費一年分のピアスをファーストデートで、、この童貞めw

ニヤニヤしつつもさて、どんな結末を迎えるのか興味深々で見ていたんだけど、最後にパーティにあのギャングたちがくるのはわかるじゃん? あの人たちしか事態を収集できないからね。ガチバトルで終わった方がカッコいいけど、あれもひとつの決着かもしれん。うーん。そうかもしれん。

それよりもあの結末よ! なんだよあれ! 今になって大事な人に気づくとかおかしくない? 手も握ったことのない童貞ならあのガレージのキスでもう「あれ、この子好きかも」と傾くんじゃないの? 

しかもですよ、マドンナ、リー。たしかに面の皮で彼をデートに誘ったんだろうけど、「やっぱこいつじゃーねーわ」と思ったのか? いやあ、いやあ、キスしといて? 「わたしを真面目に愛してくれる人はいないんだわ」と怒りそうなものじゃない? なんかおかしくない?

対して幼なじみの彼女はカッコ良かったよ。男泣きだよ。黙って去っていく後ろ姿がいじらしくて、たしかにこういうのも青春なんだよねーと思ったよ。でもピアス? 受け取るの!? 男は童貞だからしゃーない。ダイヤはダイヤじゃん、と思ってもまあ童貞だししゃーない。無神経でも童貞だからしゃーない。

女の子! 受け取るな! それはお前のために買ったものじゃないんだぞ? しかも試着済みだぞ? 

ラストのどんでん返しとはよく聞く言葉だが、これは、、これは、、あー!!と叫びたくなるような、今までのニヤニヤがどんでん返しされた感。

いや、あれはおかしい。いや、おかしい。
Shizka

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